帽子の基礎知識-帽子のお手入れ-

 
こんにちは、SHIMADAです。
 
本日は、帽子の基礎知識シリーズです。このブログではこれまでに、基本的な帽子の形状とその特徴について、そして帽子のサイズについて記事を書かせていただきました。まだ読んでいない方は、ぜひチェックしてみてください。
 
 
今回も引き続き、帽子にあまり馴染みがない・帽子についてのノウハウがないという方々にも帽子のことを知っていただきたいという思いを込めて、お話させていただきます。本日は帽子のお手入れについてです。
 
皆さまは、帽子のお手入れについてどのようなイメージをお持ちでしょうか。素材・形状など様々な種類がありますが、お家では洗濯できないものも多く、帽子はお手入れが大変そうというイメージがあるのではないかと思います。
 
帽子は丸洗いができない分、日頃のケアで汚れを溜め込まないようにすることが大切です。洗えないとなると衛生面で不安になるかもしれませんが、かぶったあとのちょっとしたお手入れで充分清潔に保つことができますよ。
 
本日は帽子のお手入れの中でも、お家で・個人様でも簡単にできるお手入れのポイントをお話いたします。
 
 
ポイントその①”スベリのお手入れ”

 
 
帽子の中でも特に汚れやすいのが”スベリ”です。スベリとは帽子の内側にぐるっと一周縫い付けられているテープ状の汗止めのことを指します。その名の通り汗を吸いやすく、おでこなど肌が直接触れる部分でもあります。
 
特にお化粧をしている方ですと、このスベリの部分にファンデーションが付着してしまいます。付いてしまったファンデーションは歯ブラシのようなもので、ささっと落とすようにしましょう。
 
ほんのひと手間なので、お家に帰って帽子をとったときの習慣にするといいですね。脱いだコートがシワにならないようハンガーにかけるような感覚で、すべりのお手入れも毎回必ず行うようにすると、常に清潔に保つことができますよ。
 
歯ブラシではとれないしつこい汚れや、たくさん汗をかいてしまった日は、固くしぼった濡れタオルで気になる部分をぽんぽんと叩くように汚れをふきとる方法もあります。スベリと帽子の間にタオルをはさんで、そこに汚れをうつしていくようなイメージです。丸洗いができないタイプの帽子の場合は、このときに本体は決して濡らさないように注意しましょう。素材によっては型崩れの原因になってしまいます。汚れがとれたあとの湿ったスベリは、風通しの良い日陰でしっかり乾かしてくださいね。
 
スベリを清潔に保つだけで、とてもすっきりと気持ちよく帽子を着用することができます。ぜひおこなってほしいお手入れのひとつです。
 
 
ポイントその②”本体のお手入れ”

 
 
本体のお手入れをする上で重要なのが、帽子の素材です。素材によって効果的なお手入れが異なりますので、帽子にあった方法を選びましょう。
 
 
◆フェルトなどの毛足が長い素材
 
風合いの特性上、どうしてもホコリが付きやすい素材です。柔らかいブラシで、毛の流れに沿ってやさしくブラッシングし、ホコリや汚れを落としましょう。専用のブラシを使うと、帽子の曲線にフィットしブラッシングがしやすいですよ。
 
ホコリが付いたまま放置してしまうと、使っていくうちに毛足にホコリがからまり、どんどん取れにくくなってしまいます。こまめなブラッシングを心掛けましょう。
 
 
◆ストローなどの天然素材
 
基本的に水に濡れないように注意しましょう。乾いたタオルで表面のホコリや汚れをサッと落とすだけでも効果的です。どうしても汚れが気になる場合は、固くしぼった濡れタオルで軽くたたくように汚れをふき取ります。そのあとは風通しの良い場所で陰干しするのをお忘れなく。
 
 
ポイントその③”臭いのお手入れ”

 
次に気になるのが、帽子に付いた臭いです。髪の毛の成分はニオイ分子を吸着しやすく、比較的臭いがつきやすい部位だそうです。帽子と髪の毛は接しているので、髪の毛の嫌な臭いは帽子に付きやすく、帽子の嫌な臭いもまた髪の毛に付きやすい状態になっています。気持ちよく帽子のおしゃれを楽しむためにも、臭いケアはとても大切です。
 
帽子の臭いが気になる場合、布帛であれば衣類用の消臭スプレーを使用するのも効果的です。その場合はスプレーの使用方法に従ってくださいね。
 
ただ、消臭スプレーも水分ですので、素材によっては使えない場合もあります。特に天然素材は水濡れ厳禁です。消臭スプレーが使えない素材は、帽子を風通しの良いところで陰干ししましょう。日常生活で付いた臭いであれば、これだけでも意外と嫌な臭いを消してくれますよ。
 
 
 
お洋服が素材によってお手入れ方法が違うように、帽子にもそれぞれに合ったお手入れ方法がございます。正しいお手入れで、お気に入りのアイテムを長く使いましょう。どうしても汚れが気になる場合は無理にご自分で解決しようとせず、専門店に相談することをおすすめいたします。
 
アウトドアやフェスなど、あらかじめ汚れることが予想される環境で使うときは、洗えることを視野にいれて帽子の形状・素材等を選ぶのもひとつの方法ですね。
 
SHIMADAではもちろん、洗濯可能な帽子を作りたいといったご要望にもお応えいたします。お気軽にご相談くださいませ。
 
 
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