島田の「ものづくり」について
帽子製作では、生地の裁断から縫製まで、帽子の仕様に合わせて常に正しい方法を選択していくことが重要です。正しい判断を下し、そして繊細な作業を正確に行うことが良質な帽子づくりへとつながります。
こちらでは、帽子OEM・ODMの「株式会社 島田」ならではのものづくりと、それを支えるスタッフをご紹介しています。質の高いオリジナル製品を手がける当社のこだわりを、ぜひご覧ください。
島田の縫製技術について
「帽子」と言っても、その仕様はさまざまです。島田では、CAD-CAM(計算機支援設計)と金型の2つの裁断方法を導入し、商品に適した方法を選んで製作しています。また、この2つの方法で対応できない製品や小ロットの製作では、職人が個別に型を起こして裁断することも。常に帽子と、お客様にとってのベストな方法を選びながら作業を進めていきます。
縫製を担当するのは、当社がこだわり続けてきたメイド・イン・ジャパンの帽子づくりを支える、経験豊富な職人。素材や用途・仕上がりに合わせて伸縮性の異なる本縫いと環縫いを使い分けるなど、常に高いレベルで安定した品質を保てるよう、これまでの経験、そこから得た知識・技術を注ぎ込み、一点一点心を込めて縫製しています。
高い精度が求められる帽子づくりの技術
アパレル(洋服)の縫製では、縫い代2cm程度が一般的なのに対し、帽子の縫い代は通常4mm程度。帽子の縫い代はとても小さいため、縫製の際には高い精度が求められます。
しかし、縫い代が小さいということは、それだけ仕上がりのバラつきが軽減できるということ。そのため、帽子製作は手作業ながら個体差が少なく、ほとんど同じ製品を製作することが可能です。
デザイナー紹介
社長:宝田 和久
海と山に囲まれたのどかな地、「うどん県」豊浜町から世界へ―。
どこにも真似できないレベル・技術・発想で、自分自身が「使いたい」と思う商品を作ることが、島田の目標であり、基本理念。また、製品づくりを通じて、これまでひたすら裏方に徹し、日本のものづくりを支えてきた「田舎の職人さん」たちを、どんどん表舞台へ連れ出すことができれば……と思っています。
日本で考え、日本で作る。そんな「オールメイドインジャパン」の製品を、ここ豊浜町から日本中、世界中に発信していきたいという想いを胸に。技術、知識、経験、心、すべてを惜しみなく注いで、これからも質の高い製品を作り続けてまいります。
三木
企画リーダー:谷口 和章
島田で働くスタッフには地元の人が多く、社内はとてもアットホームな雰囲気。また、香川と愛媛の県境、島田のあるこの場所は、自然に囲まれたすごくのどかな土地です。
この場所で、このスタッフだからできるものづくり。そんなどこにも真似できない「メイドインジャパン」があると思います。他にはない、唯一無二のものづくりが目標。
島田オリジナルの「ブランド力」を、これからもっともっと高めていきたいと思っています。